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かつて、地元住民達が川のそばの泉の塩水には傷を癒す効能があるということに気づき、治療に利用していた。“治療師”の一族はスールチェイ (または、スールミエスチェイ、スロウチェイ)と呼ばれていたという記録が残されている。ドゥルスキニンカイという言葉は『塩を抽出し扱う人』を意味する。戦間期の様々な保養地や独自の建築物はネムナス川を眺めながらコーヒーすするという、当時の気だるげな朝を想像させる。1930年初期ごろ、ドゥルスキニンカイを訪れる旅行客はこのような贅沢な朝を過ごしていたようだ。